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エシカル視点でフランチャイズを展開支援するoffice unreve 成果報酬・低コストで事業継承支援

回帰論28







当事務所は理念を大事にしてますが
「明確な経営ビジョン」はさほど 気にしていません。
逆にある程度の余白、あそびがあった方が良いという考えです。


もちろん経営ビジョン(将来像)を明確にするのは
とても大事なことですしそれによって具体的な
プロセスを計画することができるのですが
あまりにも明確過ぎるとトップダウンでマニュアルを
押し付ける構造になってしまうんですね。



なぜなら明確で鮮明なビジョンとは 「全てが決定されてる」ってことでもあるから。



つまり経営者のビジョンが逆に自由度を奪っちゃう、と。
そうなると積極的に意見を出せる風土は作ることができません。


例えばよく「うちの社長、独裁だよな」って愚痴を
聞くじゃないですか。あれって仕事に 「あそび」がないことで
起こる弊害だと思うんです。








逆に経営者が全くビジョンを 持ってない、
持ってても社員に伝えない場合はその「曖昧さ」にツッコミが入ります(笑)



上記と違って下からの意見(ボトムアップ)は
活発になるでしょう。しかし経営者に全くビジョンがないと
「なぜこれをやるのか?」 という「目的」が分からないですよね。


そうなると今度は 「また社長の気まぐれの思い付きがはじまった」ってなる。



けっきょく何が言いたいのかっていうと、ビジョンって
明確になり過ぎてもダメだし、 曖昧過ぎてもダメと言う
ジレンマ(矛盾)を抱えているということです。


だから明確にするのは根幹(理念)であって、
具体的なプロセス(ビジョン)は漫画の 「ネーム」、
青写真みたいなものを前提とする、それがunreveの加減の定義です。


ちなみにこれをなぜ日本流にしているのかと言うと、
これって刀の製造過程にすごい似てるんですよ。
日本刀の技術って加減の技術と言ってもいいくらいです。


知ってる方もいるでしょうが日本刀って
「硬と柔」と言う極めて矛盾した性質を兼ね備えてます。
鉄を鍛えると鉄分の純度はくなるけれど炭素を
出しきってしまうと柔らかくなってしまうんですね。


そんな相反するものを統合させるには 鉄の焼き入れ時の
水加減が非常に大事だと言います。だから刀鍛冶の
水加減というのは門外不出の秘伝だったんです。


矛盾のマネジメントの秘訣も「加減」にある。 当事務所はそう考えてます。



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